美談か危険な判断か
東農大で５区を走った津野が体調不良のため意識がもうろうとした状態で走り、先頭の東洋大から４０分以上遅れてゴールにたどり着いた。原因は不明ながら午前９時３０分ごろに吐くなど、走れる状態ではなかったという。大会規定では、メンバー変更はレース開始前までと決まっており、間に合わなかった。
前田監督は「生命に関わることなので、途中に何回か止めようと思ったが、本人が走ることを望んだ」と厳しい表情で説明した。
【箱根駅伝・往路】東農大の津野、意識もうろうでゴール 走れる状態ではなく… - MSN産経ニュース
箱根駅伝で東農大の５区を走る津野選手が極度の体調不良をおして強行出場。エントリー変更締め切り後に体調が悪くなったため交代出来なかったらしい。
その結果、津野選手は大きく遅れながらも自分の区間を完走。その後１時間ほど気を失ったとニュースにあった。
これについて、無茶苦茶だって意見もあればよくやったって意見もある。
個人的には津野選手自身の努力は評価されて良いと思うな。ちゃんとゴールしたから次の選手のやる気に繋がった*1。東農大はタスキを途切れず繋いで復路11位です。これはお見事。
ただ、危ないんだから監督は無理にでも止めるのが役目だったんじゃないかと思う。選手が仲間のためにも走りたいって言うのはおかしくないだろ。
監督は選手の命を守らなきゃ。監督には止める権限があるんだから。
あと、競技の規約も見直したほうが良いんじゃないかね。多分身勝手な選手交代を防止するためのはずで、こういう状況での交代を防止する意図はないはず。
