蒼い海に溺れて2nd season

なんとなく作ってみたけど、しばらく様子見

地位以上の意味がある横綱

大相撲で横綱と言えば最も強いレベルの力士に与えられる地位。とても強い力士しかなれず、降格の許されない地位という認識しかなかったが、それだけに留まらないと言うことを、日馬富士関の横綱昇進で感じた。


横綱土俵入りは昔の横綱の美しい姿を真似た、(武道としての)型。受け継がれる伝統と様式美。太刀持ちと露払いは横綱がいて初めて与えられる役目。
横綱が締める綱は横綱力士の部屋に所属する若手力士が作るし、彼らが横綱力士の化粧廻しの上から綱を結ぶ。


横綱がひとり出来るだけで色々な技が継承される。色々な力士がそれぞれの役目を経験し、伝統に触れる。波及効果が極めて大きい。伝統ある武芸とはこういうものなんだと感じた。