蒼い海に溺れて2nd season

なんとなく作ってみたけど、しばらく様子見

2人のスターへ贈られた国民栄誉賞

長嶋茂雄氏、松井秀喜氏が東京ドームで同時受賞。普段はテレビを見ないのだが、昨日はテレビでしっかり見てた。小学生の頃、彼らはテレビや新聞で度々話題をかっさらっていた。懐かしい。


引退セレモニーの挨拶も上手かったと思う。「僕の中には常にジャイアンツが存在し続けます。」と言うチーム愛の言葉はやはり「我が巨人軍は永久に不滅です。」を意識したのだろうか。ファンから愛される人柄もよく現れてる。国民栄誉賞が主観的な表彰と言うこともあって大きな記録はないけど、松井秀喜以上の器の人物はそうそういないので、数年後面白いことになる気がする。


そう言えば、観察したり調べてみたりすると色々面白いことを発見。まず始球式で2人が着用したユニフォーム。後でよく見るとどちらも現役時代に着用したものの復刻版だった。長嶋氏のユニフォームは背中に名前が無いからわかりやすかったと思う。松井氏のユニフォームもGIANTSの書体が現行のものと微妙に違ってた。松井選手がアメリカへ渡った後にユニフォームが変わったためですな。
そう言えば原監督がボールをキャッチしたとき珍しく慌てて変な動きしてたけど、アレは長嶋氏と松井氏が当初予定に反して本気で打ちに行ったせいみたいね。マスクしてないから危ないしキャッチャーは本職じゃないし後ろに総理いるから当たるとまずいし。大変だっただろうなぁ。


次に観客席。プリティ長嶋はなわがモノマネの扮装で一般客に紛れ込んでいたらしい。テレビ中継のときは気づかなかったけど、Twitterで知った。ファンとしての愛だね。観客席でのモノマネは素人がやれば悪ふざけになるけど、長年長嶋松井をネタとして扱ってきた彼らがあの格好で客席に座るのはモノマネ芸人としての礼儀みたいなものを感じるね。


元木大介氏もバックヤードにいた。引退選手だからいるって思われてるかもしれないが、厳重警戒の日に引退選手がホイホイとバックヤードへ入れるわけないので、正当な理由を引っさげて入場しているはず。首に青いストラップの許可証を下げていたので、多分スポーツ記者扱いだと思う。ストラップの色に区別があるんだと思われる。黄色いストラップの許可証を下げていた記者っぽくないオッサンも映ってました。


演出の裏にあるものを見つめたとき、このイベントの奥深さが伝わってきて、素晴らしいものが生まれたと感じた。