中の人って大変ね
不意にカクレンジャーの動画を眺めてみたのだが、無敵将軍の合体シーンで人型ロボ5体が走ったり回ったりするのを見てなんか凄いなと思った。戦隊ロボの着ぐるみって武装(鎧)のせいで動きにくいはずなのに、頑張って華麗なところを見せている。CG未発達な時代の撮影技術に驚かされる。スーツと模型の切り替えに上手くエフェクトを入れており、違和感が少ない。CGをほとんど使っていないが、なかなかハイレベルな演出だと思う。
無敵将軍(忍者戦隊カクレンジャー 1994年)
http://www.youtube.com/watch?v=nDnty2G4oxc
ちなみに翌年からCGが利用され、スーツアクターさんの労力は軽減したと思う。ただし、ある意味では技術退化。CG使っちゃったらどんな動きだって表現できるじゃないか。限界と向き合うからこそ演出の技術って発達するんじゃないのかな。
オーブロッカー(超力戦隊オーレンジャー 1995年)
http://www.youtube.com/watch?v=UgBnTLeRtLk