Safariなんてそんなもの
少なくとも1つの統計において、Googleの「Chrome」が世界ブラウザ利用シェアで「Safari」を追い抜いた。
Net Applicationsのブラウザ利用シェア測定は、同社のウェブサイトネットワークへの訪問に基づき、個人のブラウザ利用を追跡している。Computerworldの米国時間12月15日の記事によると、12月6日から12日までの1週間に実施されたNet Applicationsの測定で、1位の「Internet Explorer」、2位の「Firefox」に次いで、Chromeが3位に入ったという。Chromeのシェアは4.4%で、Safariの4.37%を上回った。
Chromeの利用シェア、Safariを抜いて3位に--Net Applications調査
細部の正確さは別としても、Chromeのシェアは上向きに推移している。Chromeの2009年11月の利用シェアは3.93%で、Safariの4.36%を下回っていた。
Chromeの利用シェア、Safariを抜いて3位に--Net Applications調査
SafariもGoogle Chromeも同じ資源*1を元にして生まれたブラウザなのだが、SafariよりもGoogle Chromeのほうが力を付けてきたようです。つうか日本語圏のWindowsユーザーに限定すれば*2、既にChromeの利用者数(Chrome Plusなどの亜種を含む)がSafariを上回っててもおかしくないんじゃないかね?Chromeは歴史こそ浅いが、Safariにはないスキンや拡張機能*3を利用出来るようになってきた。同じ系統のブラウザであれば、自由度の高い方へユーザーが食いつくのはおかしくないことだと思う。もちろん、条件次第では結果が逆になるかもしれないけどね。片方が圧倒的なシェアを占めていなければ、自由度の高いブラウザになびくことは十分にあり得る。
もうSafariなんてMac OS Xのデフォルトってだけなんだよ。使えないことはないけど不便も多い。ある意味ではIEと同じ側面を多く持っている気もするな。