蒼い海に溺れて2nd season

なんとなく作ってみたけど、しばらく様子見

keyconfigの使い方

DOM Inspectorとそのインストール方法

デフォルトで割り当てられてる分のショートカットキーについては説明する必要もないでしょう。たぶん説明せずとも分かると思うので省略。
デフォルトでショートカットキーが割り当てられていないコマンドについては拡張機能のDOM Inspectorを使います。Firefoxにはインストーラーに同梱されており、カスタムインストールを行うことでインストール可能です。Thunderbirdインストーラー同梱じゃないですがMozilla Add-Onsから入手できます。

DOM Inspectorを見やすくする

使う前にひとつ。あの不定記 - DOM Inspectorのインデントを減らすを参考としてあらかじめインデントを調整しておいたほうが操作しやすいかもしれません。お好みですが、これはあらかじめやっておいたほうがいいのではないでしょうか。

どう使うのか

朝顔日記 - DOM Inspector の使い方の例を見ればアクション名の調べ方は分かると思います。これでoncommandの割り当てを調べ、割り当てられたコマンドをkeyconfigに追加すればOKです。
例えばgoQuitApplication();を追加して、Ctrl+Qをショートカットキーに割り当てればCtrl+Qを押したときブラウザを終了できるようになります。




ただしデフォルトでショートカットキーが割り当てられていないアクションはキーを割り当ててもメニュー画面にショートカットキーが表示されません。早速DOM Inspectorで原因を調べてみたら、どうも仕様みたい。
どうしてもやりたければMenu Manipulatorという拡張を使ったメニュー編集でメニューにaccelkeyを手動で割り当てればいいけど、keyconfigをいじっても追従してテキストが変更されることはない模様。まぁ、ショートカットキーを表示してたほうが自分は都合がいいんだよ、と言うのならばそこは口を挟むところじゃないけどね。

DOM Inspector - 別の使い方

DOM Inspectorで調べたメニュー項目のIDを利用し、userChrome.cssからメニュー項目をいじることもできます。
例えばセレクタをmenuにして[id="idname"]を追加するとメニューバーにあるファイル(F)などの項目にスタイルを適用できます。下記の例ではdisplay:none;を使って項目を非表示にしてますが、太字にしたり色を変えたりといったことにも使えますよ。

menu[id="idname"] {
display:none;
}

メニュー項目を個別にスタイル設定したいときはセレクタをmenuitemに。

menuitem[id="idname"] {
display:none;
}

終了などのセパレータにスタイル設定(非表示くらいしか使い道はないかな?)を行うときはセレクタをmenuseparatorに。

menuseparator[id="idname"] {
display:none;
}